当院で診療可能な疾患について
うつ病 | うつ病は、人口の10人から15人に1人がかかるといわれている病気です。症状としては、抑うつ気分や注意力・集中力の低下、不眠や食欲低下があり、病気が進行すると希死念慮をともなうこともあるため、早期の受診が必要です。治療としては薬物治療と認知行動療法があり、症状、時期に応じて使い分けます。最近は、副作用の少ないSSRIやSNRIと呼ばれる抗うつ薬が用いられます。 |
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統合失調症 | 思考や感情、認知機能に障害が生じる病気で、幻覚・妄想・興奮などの症状が出現することがあります。他者とのかかわりに緊張を生じることが多く、ひきこもりの原因となることもあります。治療としては薬物治療が中心となります。副作用の少ない新薬が出ており、症状にあわせてできるだけ早期の治療をすることが重要です。 |
認知症 | 高齢化社会の到来とともに、増加している病気です。認知症と一言で言っても、脳血管性認知症、アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症などさまざまな種類の認知症があり、治療法が異なります。認知症は、物忘れだけでなく、幻覚や妄想などを伴う場合もあります。早めに認知症専門医療機関を受診し、治療を開始することが進行を予防することにつながります。 |
不眠症 | ストレスの多い現代において、よい睡眠を得ることは、心身の健康を保つ上で何よりも大切です。不眠症の治療は、まずその原因を見極めることが重要です。その上で、生活習慣を見直すアドバイスを行い、適切な薬物治療について相談いたします。 |
パニック障害 | ある特定の状況において、非常に強い不安を生じ、過呼吸や動悸などを伴う病気です。また、そうしたパニック発作が起きるのではないかという予期不安のために日常生活が著しく制限されます。治療としてはまずは薬物治療を行い、症状の軽減とともに認知行動療法や精神療法(カウンセリング)を取り入れていきます。 |
不安神経症 | ストレス過多のために抑うつ気分、疲労倦怠、いらいら感、不眠を生じる病気です。誰でもかかりうる病気ですが、症状が長く続くとうつ病に発展する場合があります。治療としては精神療法(カウンセリング)を中心とし、必要に応じて対症療法的に薬物治療を併用します。 |
自律神経失調症 | 自律神経とは、自らの意志とは無関係に心臓や腸などの働きをになっている神経で、ストレスや生活習慣の乱れにより、そのバランスが崩れると、頭痛や便秘、下痢、抑うつ気分、不眠などの症状を引き起こす自律神経失調症とよばれる状態となります。治療としては生活スタイルを見直すとともに、ストレスの原因となっている状態についてカウンセリングを行い、必要に応じて漢方薬なども取り入れた薬物治療を行っていきます。 |
その他 | 強迫性障害、適応障害、拒食症、更年期障害、脳手術後の精神障害など、心の健康に関するあらゆる治療を行います。お気軽にご相談ください。 |
【所在地】和歌山県和歌山市内原948 » 大きな地図で見る
【アクセス】和歌山バス「布引南」停留所より徒歩五分 駐車場あり